SedgeDesign BitZeny(ビットゼニー) コンテスト開幕!! 要項を私的に解説します!!

BitZeny(ビットゼニー) コンテスト開幕!! 要項を私的に解説します!!

仮想通貨(写真AC)

2018年1月22日、いよいよビットゼニーコンテストが開幕しました!
応募要項も公開されましたので、それについての私的解釈による解説をしてみます!


ビットゼニーのコンテストですが、詳しくは以前書いた記事もご参照いただければと思いますが、ロゴ部門、BGM部門、ムービー部門の三部門ありまして、期間も三段階となっています。

ロゴデザインBGMロゴとBGMを利用したムービーの作成、という流れです。

【ビットゼニーコンテストは2018年3月31日で終了しています】

ロゴ部門応募要項-選考時-

私はすでに作成して応募しましたが、1月22日の開幕と同時に応募要項が公開されていましたので引用します。
【選考時提出データ】
■色空間 RGB
■色数 無制限
■ファイルタイプ JPG、PNG
■画像サイズ 500x500px
■ファイルサイズ上限 100KB
■備考 選考後最終データの仕様でデータを作成し、上記仕様で画像書き出しを行うこと
 選考時提出データについては、ごく一般的な仕様になっていますので、どんなソフトを使っても作成は可能だと思います。

気をつけないといけないのは画像サイズと、ファイルサイズ上限でしょう。
どんなに良い作品ができたとしても、コンテストである以上は仕様と異なると無効になってしまいます。


ロゴ部門応募要項-選考後-

【選考後最終データ】
■色空間 RGB
■色数 無制限
■ファイルタイプ AI、EPS、SVG
■画像サイズ(アートボードサイズ) 3000x3000px~
■ファイルサイズ上限 1GB
■備考 最終の提出データは上記形式であればAdobe Illustratorでのデータ作成は必須ではありませんが、 提出後の運営でのデータ利用・編集についてはIllustratorを使用しますので、 そちらで問題なく扱えるようにご協力をお願いします。
こちらで提出ファイルを開けない場合は、提出者に調整を行っていただき再度ご提出頂く場合があります。
フォントを使用している場合はアウトライン化を行うこと。
ビットマップデータでデータを作成する場合は、 印刷に耐えうる解像度(300dpi以上)で作成をお願いします。
ベクターデータで作成する場合はオリジナルデータを必ず保存しておいてください。
リンクファイルがある場合は同梱あるいは埋め込み処理をお願いします。
こちらはちょっと問題かもしれませんね。

デザインやイラストを職業としている人には普段から目にする用語がいくつか並んでいるのですが、そうでない方には???となるかもしれません。



ファイル形式AI・EPS・SVGとは?

さて、最終提出時のファイル形式を見ますと、AI、EPS、SVG、とならんでいます。
これをデザイン業界の人が見ると、

「あ、主催者はベクターデータが欲しいんだな」

ということがわかります。

基本的にロゴ(今回の場合はエンブレムやマークが正しいかも?)というものは、さまざまなサイズで使用する事が想定されるものです。

極端な例で言えば、小さいところでは横幅あるいは高さが10mm、大きいところではポスターサイズまで使用するなどということがあります。

こういう用途の場合は、サイズが限定されやすいビットマップ画像よりも、ベクター画像の方が適しているのです。

AIAdobe Illustratorの略です。illustratorのファイル形式ですね。

EPSEncapsulated PostScriptの略で、ベクターにもビットマップにも対応できる、特に商業印刷向けに特化した画像ファイル形式です。

SVGScalable Vector Graphicsの略で、この3つの形式の中では最も新しいベクター画像形式です。(といっても初出は1998年ですが)AIとEPSと違い、Web向けに開発された経緯があります。


「最終の提出データは上記形式であればAdobe Illustratorでのデータ作成は必須ではありませんが~」

とあります。
つまり、AIで作成する必要はないけれど、AI、EPS、SVGのどれかの形式である必要があるということです。

これ結構大変なのでは?と思いました。

私が知る限りですが、AIはもちろんillustratorが必要ですし、EPSの場合はillustrator、Photoshop、フリーウェアのInkscape、SVGならillustratorとInkscapeでしょうか。

ビットマップ画像を作成できる人は多いですが、ベクター画像を作成できる人は少ないというのが私の認識です。(だからこそillustrator講座をやっています)

ベクター画像とビットマップ画像の違いについては、以前記事に書いておりますので、こちらもよろしければご覧ください。


フォントのアウトライン化??

「フォントを使用している場合はアウトライン化を行うこと」

これはどういうことかといいますと、フォント=書体は各自のPCによって入っているものが異なります。

大きなところではWindowsとMacではフォント構成はかなり異なっています。

ですので、Windowsで作った書類をMacで開くと、同じフォントが無いので置き換わってしまい最悪文字化けを起こします。

以下にillustratorで作成した具体例を挙げておきます。
Alverata Blackというフォントで「BitZeny」と打ってみました。

このフォントがデータを渡す相手のPCにも入っていれば、左側のように表示されるのですが、無い場合は右側のように代替フォントで表示されます。


せっかくキレイに整えて文字を打っても、文字の形が変わってしまっては何の意味もありません。

こういう事が起こらないようにするには、要項にあるようにアウトライン化処理をしておく必要があります。

文字の図形化と言えばわかりやすいかもしれませんね。

この場合はテキストオブジェクトではなくなり、文字の形をした図形オブジェクトとなりますので、相手方のPCに同じフォントが無かったとしても影響はありません。

ただし、文字の打ち直しができなくなりますのでオリジナルは残した上で、アウトライン化するのは提出する直前にするのが良いでしょう。

ちなみに、illustratorでアウトライン化するには、テキストオブジェクトを選択して、書式メニュー→アウトラインを作成を実行します。


ソフトの使い方とは関係なく、もう一つ注意点があるとしたら、

「フォントの利用規約」

の確認です。
PCの中に入っているフォントには「商用利用不可」のものもあります。

また、商用利用はOKであっても、加工はNGであったり、商標登録はNGであったりするものもありますので、今回のコンテスト作品に既存フォントを含める場合は、使用されるフォントの利用規約をご確認されることをお勧めします。


画像解像度って何??

3000x3000px~とあります。
画面を構成するピクセルの数をいくつにするのか、ということです。

こちらはPCで画像作成をした経験のある方なら…大丈夫ですよね?

注目すべきは備考欄の方に書いてあることです。

「ビットマップデータでデータを作成する場合は、 印刷に耐えうる解像度(300dpi以上)で作成をお願いします。」

という部分ですね。そもそもAI、EPS、SVGで画像ファイルを作成できる人であれば、ビットマップで作る意味は無いと思うのですが、画像を配置し埋め込む可能性もありますね。

DPIとはDot Per Inchの略で、「1インチごとの点(ドット)数」という、画像解像度=画面の細かさを表す単位です。

ドットには色情報は含まれないので、色を持った点の場合に出てくる単位はPPI=Pixel Per Inchとなります。

一般的に、テレビやPCの画面においては72dpi(ppi)が主流でした。最近はPCでは96dpiになってきたようです。

印刷物になると必要な解像度が跳ね上がり、300または350dpiというのが主流になります。

すなわちここで300dpiという数値がでてくるのは、まさに印刷を想定しているということなのです。

デジタルのイメージ(写真AC)


リンク?埋め込み?って何なの??

最後の一行に記述されていることですが、

「リンクファイルがある場合は同梱あるいは埋め込み処理をお願いします。」

という説明があります。

illustrator、Photoshop、Inkscapeには、別の画像ファイルを配置するという機能があります。(Inkscapeはほとんど使っていませんので名称は違うかと思いますが悪しからず)

ファイルの配置をするときに選択肢が2つあり、その一つがリンク、もう一つが埋め込みになります。

リンクの場合は、常に元のファイルからデータを引っ張ってきますので、元ファイルを更新するたびに配置画像も更新されますが、元のファイルを消してしまうと配置画像も消えてしまいます。

そのため、第三者にファイルを渡す場合は本来の提出ファイルの他に、元の画像ファイルを同梱=同一のフォルダの中に入れておく必要があるのです。

それに対して埋め込みの場合は、提出ファイルそのものに元の画像ファイルのデータを文字通り「埋め込む」ので、元の画像ファイルとの関係性は無くなるため、元画像を消してしまっても何の影響も受けなくなります。

反面、元画像との関係が無くなっていますので、元画像を更新しても何も反映されません。


まとめ

当初、BitZenyコンテスト用に作品を作り、応募したときにある条件をクリアしないと応募できないことがわかり、その方法について覚書を公開する予定でした。

ところが初回応募時の要項を見た際、自分的には特に疑問を感じなかったのでそのまま作成していたのですが、よくよく見ていると、「実は最終選考以降は敷居が高いのでははいだろうか」と思うようになったのが今回の記事の経緯です。

ロゴやマークの様なものは前述したとおり、さまざまな大きさで使用されることを想定しますので、本当は主催者が考えているとおり、ベクター形式、特にillustrator形式で作るのが一番です。

このコンテストに応募をするにあたり、illustratorの使い方を覚えてしまうのも良いかと思いますよ!

その際はぜひ当ブログ記事をご覧ください!(ポジショントーク(笑))

以下、少しご紹介させていただきます。
illustrator講座をまとめたページがございますので、illustratorが初めての方はベーシック講座から順にご覧いただけますと幸いです。


さて、これで作成時の要項については私的ではありますが、解説できたと思いますので、もう一つクリアしないといけない条件についてを次の記事にて書いております。

その条件とは、「BitZenyコンテストに応募するにはBitZenyウォレットが必要」ということです。

引き続きよろしくお願いいたします!






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