SedgeDesign 年賀状デザイン 印刷の基本 illustrator 講座38-1

年賀状デザイン 印刷の基本 illustrator 講座38-1

この数週間、旬であるタイミングのうちにとクリスマス素材、年賀状素材を作ってきました。素材があるならばそれを組み合わせて年賀状などを作りたくなりますよね?
今回はレイアウトとデザインのお話です。

できればクリスマスカードの作り方もやっておきたかったのですが、現在2017年12月16日です。ちょっとクリスマスカードの準備というには遅すぎますので、年賀状に絞らせていただきます!

【2018/02/22】視線誘導については独立させた方が良いと考えまして別記事とさせていただきました。


印刷物制作の基本

さて視線誘導のお話が終わった所で少しずつ実践編に移っていきますが、年賀状といえば、数枚~数十、場合によっては数百数千という部数を印刷する場合がありますね。

この場合は少ない枚数では自宅のプリンターでプリントする、コンビニプリントを利用するなどで対応できますが、大量の枚数を印刷するとなると印刷会社さんにお願いをする必要が出てきます。その場合の基本のお話をしておきます。
コンビニプリントをする場合、今現在、セブンイレブン系、ファミリーマート&ローソン系という形でマルチコピー機のメーカーは2分されるようです。設定にもよるかもしれませんがセブンイレブンでプリントした場合は原寸でプリントされますが、ファミリーマート&ローソンでは少し縮小される傾向があるようです。


印刷物制作の基本-CMYKかRGBか

年賀状を作る上でまず考えないといけないのがカラーモードなのですが、どちらを選択するかは、「どのように印刷するか」で決まります。

もしご家庭のプリンターでプリントアウトするのであれば、RGBで良いでしょう。

例えばエプソン、キヤノン、ブラザーなどですが、これらのメーカーのプリンターはCMYKインクを基本として、そこに中間色(ライトシアン、ライトマゼンダ)などが追加されている場合があることもあり、プリンター(正確にはプリンタードライバー)がそのプリンターにとって一番良い状態でRGBからCMYK+αに変換をかけるためRGBのままプリントをしたほうがキレイな事が多いからです。

もし、大量に刷る必要があるため印刷会社さんにお願いするというときは、CMYKにしておくのがベストです。

こちらは昔ながらの印刷会社さんの場合、機材がRGB→CMYK変換に対応していない可能性があるのと、RGB→CMYK変換時の責任が持てないということもあるかもしれません。

さすがにこの時代にそれは無いかもしれませんが、そもそもデジタル入稿に対応していないという可能性も100%無いとは言い切れませんので、そこは事前に確認をする必要があります。

グラフィックデザイナーはこのあたりRGBもCMYKも慣れているので対応できますが、大抵のペイントソフトはRGBにしか対応していないので「CMYKにする必要はわかったけどできないよ!」という方もいるでしょう。

以下に紹介する印刷会社のグラフィックさんは、RGBでの入稿も受け付けていますので、こちらでお願いすればその辺りも対応してもらえるでしょう。

印刷物制作の基本-トンボ

こちらは印刷会社さんにお願いする場合と、自宅でプリントする場合に一般のハガキ用紙ではなく、特殊な紙に刷ってあとでカットしたいなどという場合に必要になります。

一般的な商業印刷の場合CMYKのインクを何度も紙に刷る事でフルカラーに見えるようにしています。重ね刷りということですね。

このためインクのズレを防ぐためのセンタートンボ、仕上がりに周りをカットするためのコーナートンボというものがあり、これらが無いと印刷工程で作業するための目安がなくなってしまいます。
トンボ説明
もう少し解説しておきますと、図の緑の枠で囲んだ部分が実際のサイズの領域です。
ここがハガキサイズなのであれば、100mmX148mmになります。

赤い枠で囲んだ部分は印刷原稿として必要な領域です。ここまで写真やイラスト、色面などを用意しないと印刷して仕上げのカットをしたときに紙の地の色が1mmだけズレてしまうことがあります。

ズレを起こさず正確にカットするというのは難しいですし、特に大量に印刷する場合はもっとズレが大きくなることもあるため、この領域まで作る必要があるのです。

この領域は実際のサイズよりも上下左右に3mmずつ広げたサイズになりますので、ハガキの場合ですと106mmX154mmになります。

こういう実際のサイズよりも大きく作っておくことを塗り足し、あるいはドブと呼びます。

illustratorでトンボを作成するのは簡単で、まずA4などの用紙の中にハガキサイズの長方形を描き、それを選択したまま、オブジェクトメニュー→トリムマークを作成を実行するだけです。

これによりセンタートンボとコーナートンボ、3mmの塗り足しなど、日本の印刷工程にとって重要な要素を用意できるのです。


まとめ

今回は視線誘導と印刷の基本についてご紹介いたしました。

「人に読ませる(見せる)もの」を作る以上は、大多数が持っている習慣を無視することはできません。

ですので、デザインをする上では「自分がこれが良いと思うからこうした」ではなく、まずその「自分ではない第三者はどういうように見ていくだろう」というところからスタートする必要があります。

また、印刷の基本についても、全てを自分の持つ範囲の中で作っていくのなら、言ってしまえば「プリントできてしまえば良い」なのですが、ここに印刷会社といった第三者が絡んでくると話は変わってきてしまいます。

ここでご紹介したのは印刷の基本の一部でしかありませんが、これらを踏まえているだけでスムーズに印刷できると思いますので、外注する場合はぜひこのあたりの設定をお願い致します。(もちろん印刷会社さんとの打ち合わせは必要です)

予想していたよりもかなりの情報量になりそうなので、数回に分けてご紹介していきます。

↓続きはこちらになります↓


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