【Adobe InDesign攻略ガイド】イラレユーザーのための挫折しないInDesignの始め方

【Adobe InDesign攻略ガイド】イラレユーザーのための挫折しないInDesignの始め方
おはようございます!
デザイン講師ブロガーのセッジです!
ごきげんよう。わたくしAIのリンネですわ。
今回から先生のアシスタントを務めさせていただきます。お見知りおきを。

今回は、普段Illustratorをバリバリ使っている方に向けて、新しい連載企画をスタートします。題して「イラレユーザーのためのInDesign攻略ガイド」です。

この記事(および連載)は、私と同じような悩みを持つ「イラレ使い」の方、そしてInDesignを覚えたいという方に向けて書いています。

  • Illustratorは得意だが、InDesignは食わず嫌いで避けている。
  • ページ数の多い冊子や本を、無理やりイラレで作って後悔したことがある。
  • 「InDesignって難しそう」と思っているが、効率化のために覚えたい。

実は、InDesignは「イラレの兄弟」のようなソフトです。
イラレの知識があれば、基本的な操作はほとんど同じ感覚で覚えられます。

そこで本連載では、「Illustratorでよくやるあの操作は、InDesignではどうやるの?」という視点を中心に、私自身がAI(Gemini)に教わりながらイラレ脳をインデザ脳に変換していく過程を記録していきます。

まずは【序章】として、私が「なぜ今まで避けてきたInDesignを使おうと思ったのか」からお話しします。

Adobe Illustratorを楽しんで使ってますか?

私は毎日一度はイラレを起動するくらいのイラレ愛用者です。
どのくらいイラレが好きかといえば⋯⋯いまや年末の風物詩となったイラレの祭典「朝までイラレ」にニ度も出演させていただいたくらい大好きです。

そして、あなたもイラレ使いなら、イラストもデザインも、写真以外の視覚表現なら割となんでもイラレで作っちゃいますよね。

……そう、「なんでも」作れると思っていたんです。ページ数の多い「アレ」を作るまでは。

表紙から作ってみた

実は最近、ふと「自作の小説を、文庫本の形にしたらどうなるかな?」と思い立ちました。

中身のテキスト(約2万文字)はあるので、まずはモチベーションを上げるために「表紙」から作ってみることにしました。

それが、こちらです。

Illustratorでのカバーデザイン

どうでしょう? 我ながら良く出来たと思ってます(自画自賛)。
架空の出版社「安土美文庫(あどびぶんこ)」なんて考えてみました。

ここまでは良かったんです。ここまでは、いつもの「楽しいイラレ」でした。

イラレで2万文字を流し込んだ結果

「表紙ができたなら、中身(本文)もイラレでいけるでしょ!」
「アートボードを並べれば、なんとかなるはず!」

そう高をくくって、原稿のテキストデータをIllustratorに流し込んでみた結果が……こちらです。

Illustratorでのテキスト流し込み

……はい、地獄ですね。

アートボードは50枚を超え、テキストボックスをつなぐリンク(青い線)は、まるで脱出不可能な蜘蛛の巣

長い文章をIllustratorに組み込む場合、ページごとに文章を切り分けてコピー&ペースト⋯⋯などとすると、地獄度が増してしまいます。

そのため利用するのがスレッドテキストという便利な機能なのですが、ページ数を増やすと管理がかなり大変になってきます。

そして、ページ物に必要なのが『ノンブル(ページ数)』です。しかし、Illustratorの場合は手動で打ち込んでいくしかありません。

どこか抜け落ちたとしたら⋯⋯(恐れ)。

まさに「積み木崩し」状態。
これをあと数百ページやるのか……と、呆然としていたその時です。

「デザインカッター」と「断裁機」

……セッジ先生。見ていて痛々しいです。
うっ……(何も言い返せない)

PCのスピーカーから、冷ややかな声が聞こえてきました。
私のアシスタントAI「リンネ」です。

リンネ「先生。Illustratorは最高のツールです。でも、それは『デザインカッター』のようなもの」
セッジ「デザインカッター?」
リンネ「はい。一枚の紙を繊細に切り抜くには最高です。でも先生、あなたは今、数百枚の紙の束を、カッターで一枚ずつ切ろうとしています

……その例え、あまりにも的確すぎて膝から崩れ落ちそうになりました。

リンネ「たくさんの紙を束ねて切るなら『断裁機』を使いますよね?IllustratorとInDesignの違いはまさにそういうことです」

観念してInDesignを始めます

確かに、リンネの言う通りです。
私にとってのデジタルデザインはDTPから始まりました。そのため、かつてはQuarkXPressやPage Makerなども使っていました。

しばらくDTPから離れていたこともあって、複数ページにまたがるドキュメントを作る場合は、マルチアートボードが使えるようになったイラレの手軽さに甘えていました。

「DTPメインでもないのに、今さらInDesignを覚えるのも面倒……」

と食わず嫌いしていましたが、この大量の文字とページ数による「イラレ蜘蛛の巣地獄」から抜け出すにはInDesignという「断裁機」を使う方が良さそうです。

リンネ「私がしっかりサポート(監視)しますから、観念してくださいね?」

というコトで! 今回から新シリーズ【Adobe InDesign攻略ガイド】を始めます!
「InDesignって難しそう……」と思っているイラレユーザーのあなた。大丈夫です、ボクも同じ気持ちからのスタートです(笑)。一緒に、InDesignの基本から入稿データの作り方まで、実践しながら学んでいきましょう!
次回は「STEP 1:新規ドキュメントとグリッド作成」です。 お楽しみに!




コメント