ラインに強弱を付けよう! 線幅ツールの使い方  illustrator CC 講座15

illustrator講座01-2でワークスペースの説明で使っていたアートボード上に、クローバーの絵があったのを覚えていますか?この茎は太さが均一ではありません。

また、特に日本ではマンガで育ったという人は多いので、輪郭線の強弱を好む傾向がありますね。

illustratorの曲線はとても美しいのですが、反面すべての線の太さが均一になってしまうため、こういった強弱のある線は苦手と思われています。

今回はそれらの解決策で線の太さを自由に変えられる線幅ツールの使い方を解説します。

セッジです!おはようございます!
Illustratorの曲線はとてもキレイですよね!
ただ、あまりにもキレイ=整いすぎていて「硬い」とか「冷たい」と感じることもあるようなんです…!

きれいな線というのも人によって定義は違うかもしれませんが、ちょっと乱暴に言えば、「機械的にきれいな線」といったところでしょうか。

つまり、曲線で言えばブレが無い(あるいは少ない)、太さ(線幅)が均一である、などです。

この均一な線幅の線というのは図面や版下など正確さが必要なものでは絶対条件です。
しかし、ファジーさが求められるイラストなどでは「硬く」感じるかもしれません。

このように、Illustratorは基本的には均一な線幅になってしまいますが、線幅ツールを使えば線の太さに強弱をつけることができるのです。


【この記事は2018年8月25日に更新されました】

線幅の付け方

では冒頭で書きましたように、クローバーの茎のようなものを描いてみます。
線幅の単位はPixelにしております。

ペンツールでも、鉛筆ツールでも構いませんので適当な曲線を描きます。線幅は茎の最大の太さにしておくと良いでしょう。

次に線幅ツールに切替え、茎の先端、先細りになる部分にカーソルを合わせ、パスを中心として外側・内側にドラッグしてみてください。

今回は細くしたいので、内側にドラッグして指を離します。すると先細りの形状になったのがおわかりになるかと思います。



図形形成にも使える!!

線幅ツールの面白いところは、文字通りの使い方以外にも曲線図形を作れるということもあります。

線の中にいくつも線幅ポイントを作ることができるので、下記のような魚のような形状を簡単に作ることができます。下記の魚型の場合、口に当たる部分、胴体、くびれ、尾、の4箇所を細、太、細、太のような状態にすることで作成できています。


また、今回は目分量で幅を決めましたが、正確に数値で行いたい場合は、線幅ポイントをダブルクリックすると線幅ポイントを編集ウインドウがでてきますので、こちらで全体の幅に数値を入力することができます。

また、側辺1・側辺2とあるように片方ずつ設定することもできます。


目分量で片側だけを広げたい場合は、Alt(Option)キーを押しながらドラッグします。


幅が広がっている位置を移動することもできます。
その場合は、線幅ポイントをパス上にそってドラッグします。


パス上を線幅ツールでクリックしすぎると、必要以上に線幅ポイントができてしまいますので、もし線幅を減らしたい場合は、線幅ポイントを選択(クリック)してDeleteキーを押しましょう。これで削除できます。


こうやって線幅ツールで作成した図形を閉じたパスにしたい場合は、オブジェクトメニュー→パス→パスのアウトラインを選ぶことで変換することができます。



クローバーを描いてみよう


では、クローバーの絵を描いてみましょう。

茎については上の方で解説したものをそのまま使います。
四葉の描き方はハートの描き方の応用です。

まず普通にハートを描きます。

ハートの尖った部分に合わせ、回転ツールでAlt(Opt)+クリックします。
回転オプションが出てきたら、角度:90度と入力して、コピーボタンを押します。

つづけて、変形のくりかえし(Ctrl(Cmd)+D)を実行して4つにすれば四葉のできあがりです。

四葉の描き方

これを茎の先端に配置すれば、以下のように四葉のクローバーの完成となります。


線幅ツールを使うと「硬く」感じていたイラストも、強弱がついて柔らかい感じになりそうですね!
また、線ということだけでなく、形を作るのにも使えそうです!
では、今回はこの辺で!最後までお付き合いいただきありがとうございました!




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