Adobe Expressの使い方:カンタン!ポストカード制作法!

Adobe Expressの使い方:カンタン!ポストカード制作法!

Adobe Expressは、デザインの知識やスキルが無い人でも気軽にデザインができるのが特徴のWebアプリです。

2022年7月、当ブログオーナーのセッジが運営するコミュニティ、
デザインブが2周年となった記念に作品を募集し、ポストカード展(暑中見舞展)を行いました。

この企画は印刷会社(日本印刷株式会社)さんにもご協力いただき、印刷まで行いました。

業務用印刷機を使って印刷までを行うのですが、中には
「IllustratorもPhotoshopも持ってないよ!」
という人もいるかと思います。

今回の記事はそういった人に向け、
無料でも使えるWebアプリAdobe Expressでのポストカード制作を解説します!

こんにちは!トラノです!
Adobe Expressでポストカードってどうやって作るんでしょうネ!
おはようございます!
デザイン講師ブロガーのセッジです!
Adobe Expressはいわばセミオーダーのデザインアプリなので、構想さえできていれば10分程度でできちゃいますよ~!

ポストカードのサイズ設定

さて、さっそくポストカードを作ってみたいところですが、
Adobe Expressの標準プロジェクトには「ポストカードサイズ」のプロジェクトがありません。

ここは「カスタムサイズ」を選択して自作しましょう。

Adobe Expressのサイズ設定1

カスタムサイズを押すと次のような画面になるので、
さらに「カスタム」タグを押し、サイズを入力します。 

今回はいわゆる「官製はがきサイズ横」にするので「148x100mm」になりますが…

Adobe Expressのサイズ設定4

実は商業印刷をする場合はピッタリサイズはNGです。

商業印刷では、前面に色や写真・イラストを配置するためには、少し大きめに刷ってから周りを切り落とす「裁断」という処理をして実サイズにします。

一般的な印刷では上下(天地)左右外側に3mmずつ追加していくので「154x106mm」になります。

サイズ設定が終わったら「次へ」ボタンを押してレイアウト画面に切り替えます。

Adobe Expressのサイズ設定5

Adobe Expressカンバスの背景設定

レイアウト画面ができあがったら、まずは背景を設定します。
右側に表示されたプロパティパネルの「画像を選択」ボタンを押します。


Adobe Expressで背景設定1

すると左のツールパネルの「写真」ボタンが展開し、写真素材がリストアップされます。
「夏」カテゴリがありましたので、そこから探してみました。

今回のポストカードは、毎年どんどん暑くなっているコトもあり「見て涼しく感じる」がコンセプトです。

「夏」カテゴリではビーチだったり、南の島だったりと、どちらかというと「見て暑く感じる」モノが多いのですが…、

いくつか探していた所、海面で上下が分かれている写真があり「涼しげ」だったので、これを使うことにしました。

欲しい写真のサムネールをクリックすると、自動的にカンバスのサイズに合わせて写真が調整されます。

Adobe Expressで背景設定2

シェイプ(図形)の追加

「見て涼しく感じる」コンセプトに、もう一つ夏らしいキラキラ感(ギラギラ感?)も加えようと考えました。

そこでシェイプツールを押し「キラキラ」で検索したところ、星がリング状に並んだシェイプがありましたのでこれを採用します。

シェイプの場合も星のリングのサムネールをクリックすればカンバスに組み込まれます。

Adobe Expressでシェイプ(図形)の追加1

配置したあとシェイプをクリックすると選択状態=バウンディングボックスが表示されます。

このバウンディングボックスの角にある丸いポイントをドラッグすれば拡大/縮小が可能です。

色も涼し気な薄い水色にしておきました。
※右側のプロパティパネルの水色のボックスをクリックすると色が変更できます。

Adobe Expressでシェイプ(図形)の追加2

更に涼しげなシェイプを追加していきましょう!
「かき氷」で検索して、よさげなかき氷のシェイプを追加します。

Adobe Expressでシェイプ(図形)の追加3

こちらを左上に移動して縮小し、色も水色に変えておきます。

このままでも良いのですが、すこし動きを出したいので傾けておきます。
バウンディングボックスの下にある回転アイコンをドラッグすれば回転できます。

Adobe Expressでシェイプ(図形)の追加4

同じ要領で「パイナップル」「スイカ」「ソフトクリーム」などを追加しておきました。
だいぶ賑やかになってきましたね。

Adobe Expressでシェイプ(図形)の追加5

文字を入力する方法

だいぶ完成に近づいてきました。
そろそろ文字を入れたいところですね。

テキストツールボタンを押します。
イチから配置しても良かったのですが、ソーシャルの中に使えそうな文字組みがあったので、それを使ってみることにします。

「COMING SOON」を追加します。

Adobe Expressで文字を入力する1

これは大きなサイズの「COMING SOON」と小さな文字の「FOLLOW & SUBSCRIBE」で出来たグループになっています。

それぞれのオブジェクトはダブルクリックすることで変更できるようになるので、「COMING SOON」をダブルクリックします。

するとプロパティパネルでテキストを編集できますので「2022」と打ち替えます。
色も白に変更しておきました。

Adobe Expressで文字を入力する2

つづいて「FOLLOW & SUBSCRIBE」をダブルクリックします。
こちらは「SUMMER GREETINGS」と打ち替え、色を白にしました。

この時、元々は文字間隔が開いていましたので、上の「2022」の幅に近くなるように、サイズと文字間隔を調整しています。
※文字間隔は「VA」というアイコン。

Adobe Expressで文字を入力する3

ポストカード完成と書き出し

ということで、ポストカードデザインができました。

つぎは「印刷所に入稿するためのデータ」にする必要があります。

しかし現時点でのAdobe Expressは商業印刷対応ができている…とは言えません。
印刷データとして足りないのは

  • トリムマークの追加
  • CMYKカラーへの対応
  • 解像度(ppi)の設定

といったところです。

これらを印刷会社(またはデザイナー)のほうで、印刷できるように追加・調整をする必要があります。となると調整しやすい形式がよいですね。

Adobe Expressから書き出せる形式は、
PNG、JPEG、PDFの三種類ですが、このうちJPEGは画質が劣化するので除外し、
劣化しにくいPNGとPDFで試してみました。

ファイル書き出し

この書き出したPNGとPDFをPhotoshopで開いて確認してみたところ、

  • PNGは官製はがきサイズにすると解像度が300ppi
  • PDFは官製はがきサイズにすると解像度が350ppi

になっています。

ファイル形式比較

PDFはPhotoshopで開く時に解像度を指定できるので、一般的な商業印刷に必要な解像度(350ppi)になっているというのが正確かもしれません。

この結果から考えると、ファイル形式はPDFがよいでしょうね。

ということで、完成したポストカードは以下になります。

完成したポストカード

先輩、お疲れ様でした。
かなりあっさり作っちゃってますネ!
セミオーダーのデザインだからねぇ。
いい素材があればすぐできちゃう…と思うよ。
ということで、あなたもAdobe Expressでカンタンに!
ポストカードをデザインしてみてはいかがでしょうか!
無料でも結構なモノが作れちゃうので、ぜひ挑戦してみてください!
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました!


Adobe Expressの詳しい使い方はこちら▼
Adobe Expressは「デザインの知識やスキルが無い人でも気軽にデザインができる」のがコンセプトのWebアプリです。
Adobe Expressを使ってみよう!-入門編-【デザイン初心者歓迎】

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