フォントを同期しよう!! Adobe TypeKit

MacやWindowsPCでデザインをしようと思うと、日本語フォントが少なくて困りますよね。Macには結構入ってますが、Windowsは…。

「いや、MS明朝、HGゴシックとか入ってるよ!」とお思いになるかもしれません。

おはようございます!
今回はAdobe Creative Cloudを契約中なら使わないと損をする、TypeKitについてのお話です!

※Typekitは2018年10月より、Adobe Fontsとして生まれ変わりました。

【この記事は2018年10月16日に更新されました】

意外と複雑?フォント事情

MSフォントやHGフォントは権利関係がグレーな状態になっていて、商用や作品として使った場合に問題になってしまう可能性があります。

詳しくは、「MSゴシック 商用利用」「HGゴシック 商用利用」などで検索するとかなりヒットしますので、一度ご覧になってみると良いかと思います。

またそれ以外に商用利用OKでも「印刷物には使えるけど○○はダメ」など条件が付いていることもあります。

Macにはヒラギノフォントや游フォント、筑紫フォント、凸版文久フォントなど、結構ありますね…(笑)、これらは商用利用においても特に問題はないようです。

私は昔はMac使いだったのですが、現在は使用ソフトの変化からWindowsに移行しており、問題なく使用できる日本語フォントが少ないことに愕然としておりました。(フォントリストにはたくさんフォントがあるのに!です(笑))

※追記:Windows8.1より、游ゴシック4フォント・游明朝3フォントが追加されていました。MS Office2010/2013がインストールしてあればダウンロード可能だそうです。
ただし、こちらについても商用利用については明確な答えが見つけられませんでした。

さて、TypeKitの前にAdobeCCのお話になりますが、これまでAdobeソフトは単体で購入するか、CS(Creative Suite)というセットで買うかというものでした。

それが、2012年に月払いまたは年払いのAdobeCC(Creative Cloud)という方式を打ち出し、2013年には完全にCCに移行します。

当初はAdobeのソフトがクラウド版となり、そのかわり全てのソフトが使えるというメリットがありました。(デメリットはCCを解約すると即ソフトが使えなくなる)

Adobeのソフトをインストールすると、一緒に小塚フォントが入ってきます。
しかし、デザインの大事な構成要素の一つであるフォントとしては2つのフォントファミリーでは少ないです。
そのため、モリサワやフォントワークスなどのフォントを購入する必要がありました。

TypeKitというサービスが公開された当時は、800書体以上の欧文フォントが使えるという触れ込みでした。
ただ、残念ながら日本語フォントについては当初は用意されていませんでした(そのように記憶しています)。

その後、AdobeとGoogleが開発した源ノ角ゴシック・源ノ角明朝などが追加されます。

今ではフォントメーカー大手のモリサワもフォントを提供することになり、現在では96フォント(ウェイト1つも1フォントとカウント)ほど日本語フォントは増えています。

ちなみに、現在PCで使われている一般的なフォントには、TrueTypePostScriptOpenTypeの3種類があります。

PCに元々入っているフォントはTrueType、TypeKitで追加されるフォントはOpenTypeになります。(MacOS付属フォントは最近OpenTypeらしい)

TrueType       
AppleとMicrosoftが開発したスプライン曲線で作られたアウトラインフォントです。比較的に画面向けに作られていると言われています。

PostScript     
Adobeが開発したIllustratorと同じベジェ曲線で作られたアウトラインフォントで、拡大縮小に強い特性を持つことから長くデザイン・印刷業界で使われてきました。

OpenType     
AdobeとMicrosoftが設計しAppleが賛同して開発された、TrueTypeとPostScriptフォントを統合した形式で、スプラインにもベジェにも対応しているため、これまでのフォントから置き換わっています。


TypeKitって商用利用できるの?

最初にPC(とくにWindows)フォントはグレーなところがあるという話をしてますので、当然ここは気になるところですよね。

参照:フォントのライセンス

こちらを見るとかなり詳細に説明されています。

これを見る限りにおいては、アプリケーションに埋め込む、CC契約外の顧客がフォントをカスタマイズする、などはできないようですが、一般的なデザインワークでの使用については問題なさそうですね。

クリエイター向けのソフト群であるAdobeCCに付属するフォントについて、必要以上の制限を付けてしまったら使いづらくて仕方ないですしね。


TypeKitと同期しよう

さて、では自分のPCにフォントをインストールする方法です。

インターネットで配布されているフリーフォントなどの場合は、ダウンロードしてからインストールという流れになります。
しかし、TypeKitの場合はCreative Cloudが管理しますので「同期」という形になります。

それでは、TypeKit webサイトにアクセスします。

リンク:Adobe TypeKit

AdobeIDをお持ちならそのアカウントでログインします。
お持ちでないなら新規作成をしてください。

ちなみに、無料でもTypeKitは使用できますが、その場合は欧文フォントを含む280個以上の中から20フォントまで、CCの個人プランを契約している場合は同じく5700個以上の中から100フォントまで同期できます。
※TypekitからAdobe Fontsへの移行にともない、無料版が確認できなくなりました。

今回はA-OTF じゅん Proを同期してみますので、じゅんのボタンを押して、じゅん専用のページに入ります。

フォントの選択

続いて、じゅん専用ページにて、「同期」ボタンを押すだけです。

ちなみに上に「すべてを同期」というボタンがありますが、こちらはフォントファミリの中に複数のスタイルがある場合、一括で同期するためのボタンです。

じゅんの場合はTypekitではウェイトが用意されていませんので、一つだけになっています。

フォントの同期

同期が終わったら、Creative Cloudマネージャーで確認します。

マネージャーを起動して、アセット→フォントで確認できます。

この後、IllustratorやPhotoshopを起動して、同期したフォントが選択できるか確認してみると良いでしょう。

これで100種類までフォントを増やせますので、ぜひ活用してみてください。

マネージャーで確認

2017年9月にさらに74フォント追加されていますので、そちらにつきましても記事にさせていただきました。

また、スマートフォンアプリのCapture CCも併用すると、英文フォントに限りますが、カメラからフォント検索ができ、かつTypeKitと連動するという仕組みもあります。


お時間がありましたら、CaptureCCについての記事もごらんください!
ではまた他の記事でもお会いしましょう!おつかれさまでした!


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