SedgeDesign 美術高校受験1 学校訪問

美術高校受験1 学校訪問

合格祈願をする受験生:ぱくたそ

そろそろ受験シーズン本番ですね。
我が家では受験のバタバタは上の子の高校受験で一旦終息し、次は下の子の3年後の高校受験を控えています。

下の子は妻に似て口が達者で活動的です。
しかし、上の子は私に似てしまって志向が特殊なため、普通高校ではなく美術高校に行きたいという事になりました。


我が家は現在、私、妻、高校生、小学生の4人家族です。

本当は高校生の子の上に一人いたのですが、残念ながら生まれてすぐ亡くしています。

そのせいか、子どもの事にはかなり過敏になってしまっていて、周りからは「過保護」だと良く言われます。
モンスターペアレントにはならない様に気をつけてはいます。

【この記事は2017年10月2日に書いたものです】

家族の志向性は…

:デザイナー・絵で物事をイメージする・数学苦手・絵が得意・ストレスに弱い
:プログラマー・文章で物事をイメージする・数学得意・絵が苦手・ストレスに強い
上の子:絵を描くのが好き・Pixiv常駐・数学苦手・ストレスに弱い
下の子:文章を書くのが好き・Pixiv小説が好き・算数得意・ストレスにやや強い

という形で…、見事に美術派と論理派で別れてしまっている状態になっています(苦笑)

口が達者な子は(妻と下の子)はまずいじめられることはありません。得てして口が達者な子は気が強いことも多いですからね。

しかし、絵が得意な子は、私の子ども時代もそうでしたが、絵に能力が偏る部分が多いため、大抵口下手が多い傾向にあります。

何か言われても、どう切り替えして良いのか言葉が思いつかないのです。

また、今はオタクと呼ばれる人たちに対して、周囲がかなり寛容になってきていますが、私の頃はいわゆるクラス内マイノリティーですし、趣味を理解してくれる友人はいませんでした。

上の子の場合は理解してくれる友人はいるものの、やはり何かされてもやり返せないということもあり、趣味のことも含めていじめられる事が多かったようです。

今にして思えば、それでも良く頑張って中学を通い切ったものだと思いますが、「学校」という場所は楽しいものではなく、苦痛な場所という認識になってしまっていたようです。

中学二年になり、進路の事をそろそろ考えないといけない、となったときに、本人の口からは「わからない」という言葉しか出てきません。

そこで、私の美大受験経験(失敗しましたが)や、専門学校で教え子たちが楽しそうにしているのを思い浮かべ、「美術高校なら傾向似た子が集まるし、過ごしやすいんじゃないか」と話したのがきっかけでした。

ここから2年間をかけた学校通いが始まります。


学校訪問(公立高校編)

親からの学校情報提供により、ようやく子どもが興味を持ち始めます。

親としてはできれば…私立よりもお金のかからない公立高校に入学して欲しいという希望があり、公立校3校と私立校2校の見学に行くことになりました。(本人は男子からいじめられた経緯があり、共学はしぶっていましたが)

結局のところ公立は受験しなかったのでズバリ名前を挙げますと、
総合芸術、工芸、杉並総合でした。

1校目、総合芸術高校はいわば高校版芸大の様な学校でしたので、「芸術という名のバトル」といった空気を感じます。

作品を見た限りではですが、「すごく上昇志向を感じる」ものが多かった印象です。

この学校を見た娘の感想は「常にピリピリしててやっていけなさそう」でした(笑)
私が受験生だったら行きたがっていたかったかもしれません。(当時は無かった)

2校目、工芸高校は、私が中学生の頃は学区制度があり受験ができなかったのですが、可能であれば行きたかったところです。

かなり実践的なデザイン・制作が行える高校ですね。

工作機械なども豊富です。ここに通うと即戦力な人材になりそうで、妻も結構気に入っていましたが本人曰くは「機械使ったりするのは怖いから嫌」です…(笑)

3校目は杉並総合ですが、総合高校は本来美術高校ではありません。

いろんな可能性をひろく浅く学んでいく、つまりは総合力を身に付けていく学校ですね。デザインや映像でいえばプロデューサーやディレクター志向の子が向いているかもしれません。

ですので、一般教養以外の授業では、プレゼンテーションをしたり、リーダーになったり、または企業と産学共同企画を立てたりと、こういったことができるようになれば、結構将来的には幸せになれそうな事が多い思うのですが、本人は「人前に立つのはいやだ」…(笑)

…ということで、まず公立自体は対象外になってしまいました。


学校訪問(私立高校編)

公立はダメ、となると親としては授業料その他でいろいろツライですが私立校になります。

こちらは女子校ですので、まず最初から本人は前向きです。(ここまで男嫌いだと将来どうなんだろうという心配もありますが)

ここから先は現在通っている学校なので、私立校については名前を伏せます。

1校目、ここが本命でした。
まずどういう学校なのか話した時に、見学前から通ってみたいと言うくらいでした。

女子校ということで男子の目も無いからか、非常にのんびりした空気感があります。

もちろん美術校ですから作品制作もカリキュラムに含まれるのですが、総合芸術高校のような「ピリピリ感」がまずありません。

本当はいけないことですが、休み時間におやつ交換などをしていて、ちょっと世間と隔絶されているというか…「ぽわぽわ感」を感じるゆるさがあります。

本人的にはもうここしかないという気持ちが固まっていた様です。

そういう、のんびりした校風からか、油彩、日本画、彫刻、工芸、デザインなど、専攻の多さでは総合芸術高校に負けないくらいあります。

無いのは総合芸術にはある舞台表現・音楽くらいですね。

2校目は、中学の担任との3者面談の中で、公立は受けない、私立1本で行くという意志を伝えた時にすべり止めとして勧められた学校です。

私立1校目はこの少子化の時代でも入学希望者の半分くらいは落ちるということもあり、今の子どもの学力ではかなり不安であるということでした。

2校目の学校見学に行く際にはこれまでに作った作品も見るということでしたので、それも所持した状態で見学に行きます。

印象的には前述の杉並総合高校をもっと美術寄りにした印象の学校です。それも油彩などの芸術寄りというよりはビジネス寄りのデザインを主体にしたカリキュラムに見えました。

ここでもプレゼンや企業との産学共同企画などがあります。(子どもはその辺難色を示したものの)女子校であること、子どもが嫌がるプレゼンがあっても美術の時間はそれなりに多いことで魅力を感じましたが、いかんせん通学距離が長いのが引っかかりました。

過保護だとは思うのですが東日本大震災以来、何かあったときに子どもを迎えにいける距離の学校にしたい、というのも私たち親としての希望でもありました。

こちらはとにかく学生を確保したいという意志が見え、作品と学力を見て、学力がちょっと足りないけれど、美術以外では歌唱力がある(合唱をしてたので)という事も加味され、本命が落ちたら確実に入学すると約束するならば、併願推薦を出せるという保証をしてもらいました。





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