星座線の描き方 かに座(蟹座)編/Illustrator 使い方

星座線の描き方 かに座(蟹座)編 illustrator CC 使い方

6/22~7/22の誕生星座はかに座(蟹座)です。
紀元前7世紀には現在のような形の星座として知られていました。

黄道十二星座の一つで、ふたご座としし座の間に位置する星座です。

暗く目立たない星座ですが、中央に有名な星団プレセペがあり、その周囲に甲羅のような4つの星が四角く並んでいます。

このかに座にはどのような物語があるのでしょうか?
今回はかに座の星座線を描きながら、星座の物語に思いをよせてみましょう。


セッジです!おはようございます!
イラレで描く星座シリーズ。後半に入りました!
今回は友情にアツイ化けガニの物語です!


かに座の神話

神の血を引く英雄ヘラクレスは罪を犯した償いとして、12年間ティリュンス王に仕え、12の大冒険を行いました。
アミモネの沼に住むヒドラ退治がその2番目の冒険です。

ヒドラは、9つの頭を持ち口から毒を吐く巨大な蛇です。
アミモネの沼にやってきたヘラクレスの姿を見つけたヒドラは、素早く両足に絡みつき顔に毒を吹きかけてきました。

ヘラクレスも剣や棍棒を振ってヒドラに応戦します。
この戦いは最初はヒドラが優勢だったのですが、ヘラクレスの激しい攻撃で少しずつ劣勢になっていきます。

これを見ていたのが沼の住人、化けガニです。
化けガニは同じ沼に住む友人のヒドラが攻撃されているのを見て黙ってはいられません。

もちろん化けガニは英雄ヘラクレスの強さは噂で知っていました。
無謀とは思いつつも、沼から飛び出してヒドラに加勢し、その巨大なハサミでヘラクレスの足を挟みます。

「なんだこいつは!邪魔をするな!」

怒ったヘラクレスは武器を振り上げると一撃で化けガニを砕いてしまいました。

化けガニは体が大きいだけでハサミ以外に強力な武器は持っていませんでした。
ヘラクレスと化けガニの間には大きな実力差があったのです。

これを見ていた女神ヘラは、化けガニの友情に打たれ、空に上げて星座にしました。
それがかに座だと言われています。


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かに座マークの描き方

かに座のシンボルマークは、カニのハサミを象徴しています。
日本の家紋の「二つ巴」や、中国の陰陽思想の「太極図」にも似ていますね。

〇と円弧の組み合わせなので、円弧さえ描ければそれほど難しくはないでしょう。

それでは、今回も36マスグリッドを使用して描いていきます。

36マスグリッドの作り方星座サインの作り方 やぎ座編
36マスグリッド
ではまず左側のハサミを描いていきましょう。
左側に縦横2マス分の正円を描きます。

つぎに、ペンツールで図で〇をした部分をクリックしていきます。
このときは直線で構いません。(ペンツールに慣れていたら同時に曲線化してOK)

この直線の各ポイントから、アンカーポイントツールを使って図のように左端のポイントは縦1マス分、上の2つ目のポイントは横2マス分ハンドルを引き出して曲線化しておきましょう。

マークの描き方1
これで片方のハサミができましたので、これをグループ化しておきます。

ハサミグループを選択したまま、回転ツールでマスの中心でAlt(Opt)+クリックし、回転オプションで角度を180度にして、コピーしますと対のハサミができます。 ただ、ちょっと上下が狭い感じがしますよね?

そこですこし二つのハサミの間に空間を作っておきましょう。

図の例ではハサミのグループをそれぞれ上に20px、下に20px移動しています。
これでかに座マークは完成です。
マークの描き方2


かに座星座線の描き方

ではマークの作成が終わりましたので、かに座の星座線を描いていきましょう。

星座図鑑サイトの星座名一覧ページから、かに座のページに進み、星座線を表示した状態でスクリーンショットを撮ってください。

星座図鑑サイトの使い方、スクリーンショットの撮り方は以下の記事をご覧ください。
スクリーンショットを撮り終わったらこちらのページに戻ってきてくださいね。

なお、星座図鑑Webサイトについては私が管理しているサイトではありません。
星座図鑑様より許可されている範囲をご理解いただければ幸いです。

星座図鑑サイトにてスクリーンショットを撮ったら、illustratorに配置して、画像を切り抜き、アートボードサイズなどを調整しておきましょう。

このスクリーンショットを配置したレイヤーを「下絵」というレイヤー名に変更してロックし、その上に星座線レイヤーを作成しておきます。

レイヤーの作成

かに座の特徴は四角く並んだ4つの星です。
これがカニの甲羅を表していて、そこからハサミと脚を表す星が伸びています。

また、図ではほとんど見えませんが、四角の内側にはボンヤリと輝く光の雲のようなものが見えます。
これがプレセぺ星団です。

今回はδ星とγ星を含む四角形をまず描きます。
それから四角形のそれぞれの角のポイントからι(イオタ)星、α星、β星に向けてそれぞれハサミや脚を表す線を描きましょう。

星座線の描き方

星座線が描けたら、この星座線のアンカーポイントを利用して、恒星を作成します。


アンカーポイントから恒星を作ろう

星座線レイヤーは取っておきたいので、これを新規レイヤーボタンにドラッグして、星座線レイヤーのコピーを作成しておきます(恒星レイヤーと名前を変更)。

レイヤーの複製

つぎに星座線レイヤーはロックし、恒星レイヤにある全ての線を選択します。

線を選択したまま、選択メニュー→オブジェクト→方向線のハンドルを実行すれば、アンカーポイント間の線=セグメントが選択されます。

これでセグメントを削除するとアンカーポイントのみが残ります。
残ったポイントを選択した状態で、ブラシパネルの「10pt 丸筆」をクリックすれば星が全て丸い点になります。

最後に、各星の色は星座図鑑の色を参考に変更し、星座線の線幅を2pxに変更すればかに座星座線の完成となります。

アンカーポイントから星を作る


最後に

最後までご覧いただきありがとうございます!
今回はかに座の星座線を描きましたが、いかがでしたでしょうか。

個人的にはハサミや脚を表している線が1本足りない印象があります。

説明図の上の方に、ふたご座のカストルとポルックスが見えますが、その下に1つ星が見えるのでそこと線を結んであげればバランスが良さそうにも思います。

勝手に星座線を結ぶのは問題ありそうですのでやめておきますが…。


友達のためにその身を犠牲にした、というお話の他に、ヘラクレスを憎む女神ヘラがヒドラに加勢させるために化けガニを送り込んだ、という説もあるそうですよ。
それでは今回はこの辺で!おつかれさまでした!


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